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巨峰(観察日記2)
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何度足を運んでも
気持ちのよい場所だと思います。
パラグライダーがフワフワ漂って、
雲なんてひとつもなくて、
あるのは葡萄畑だけ。


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前回から少し成長して
只今約10cm。
こんなに小さな頃から、ちゃんと葡萄の形をしています。


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そして、小さな粒のひとつひとつにちいさな可愛い花が咲きます。
つぶらさん曰く、「プチッ咲くの」。
あまりにもつぶらさんの表現が可愛らしくて、どうしても花が見たくなり、
開花に合わせて、お邪魔しまてしまいました。
葡萄の花を見たのは初めてで、あまりの小ささと、プチッという形容がぴったりで、
とても愛おしくなりました。


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しかし、花が咲くと作業はさらに忙しくなり、花が満開の頃に、葡萄の成形が行われます。
こんな小さな房を見つめながら、
「これを残す」「これは予備」、「1 2 3 4 ・・・・・ 21 22 23」と数えながら
房の形を整えて行きます。


ふむふむ、なぁるほど。
「ひとつやってみていいですか?」
つぶらさんがあまりにも簡単そうにやっているので、思わず言ってしまったが、
これが何度聞いても、さっぱり分からない数え方・・・。
何度数えても、同じ数にはならない。

しかし、この地道な作業を、一房づつ・・・
確か、つぶらさんの葡萄の畑は果てしなくでかかったはず。
全ての房にこの作業を行うことを、想像しただけで気が遠くなってしまった。

脱帽です・・・。
やはり、私は成長を暖かく見守りながら、美味しく育った葡萄を食べる日を心待ちにすることに専念しようと誓ったのでした。
by sansui-kaku | 2009-05-12 10:15 | お取り寄せ 季節の果物
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